60人規模の結婚式の費用相場は?

60人規模の結婚式は、アットホームであたたかい雰囲気と華やかなセレモニーらしさを両立できるのが魅力です。親族や親しい友人を中心に招待できるため、ゲストと交流する時間も確保しやすくなります。
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024」によると、50人~60人未満の結婚式を選んだカップルは11.9%、60人~70人未満は14.1%と、比較的多くのカップルがこの規模を選んでいることが分かります。
(出典:リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」)
以下では、気になる60人規模の結婚式の費用相場についてご紹介します。結婚式の費用や予算について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
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結婚式にかかる費用相場は約300万円~360万円
60人規模の結婚式にかかる費用相場は約300万円~360万円です。費用には、会場使用料、料理・飲み物代、会場装花、写真や映像の撮影費用、衣装代、ヘアメイク代、演出などが含まれます。
人数が増えることで、ゲスト一人あたりにかかる料理や引出物、ドリンク代などの費用が積み上がるため、総額も高くなる傾向にあります。ただし、60人規模であれば会場の選択肢も広く、演出の幅も広がるため、希望に応じたコスト調整が可能です。料理をグレードアップしたり演出を充実させたりすることで、より満足度の高い一日を演出できるでしょう。見積りは複数の会場で比較検討することをおすすめします。
ご祝儀の費用相場は約180万円
60人規模の結婚式でもらえるご祝儀の相場は、約180万円が目安です。ゲスト1人あたり平均3万円として計算した場合の金額になります。友人や同僚からは3万円前後が一般的ですが、親族や上司、恩師などからは高額なご祝儀をいただくケースもあるため、全体としては180万円前後を見込んでおくとよいでしょう。
ご祝儀の総額を把握することで、結婚式費用の自己負担額を具体的に試算できるため、事前の予算計画に役立ちます。また、ゲスト数が多くなる分、引出物や引き菓子、引出物袋などのお返しにも配慮が必要です。ご祝儀収入をうまく活用しながら、無理のない費用設計を心がけましょう。
自己負担額の費用相場は約120万円~180万円
60人規模の結婚式では、自己負担額の相場は約120万円~180万円です。自己負担額は、結婚式全体の費用からゲストからいただくご祝儀総額を差し引いて算出します。演出を豪華にしたり、料理のグレードを上げたりすると費用は高くなり、結果として自己負担額も増える傾向にあります。
一方で、演出をシンプルにしたり、ペーパーアイテムを手作りしたりする工夫でコストを抑えることも可能です。希望する結婚式のスタイルと予算のバランスを取りながら、うまくプランニングすることが大切です。
60人規模の結婚式の費用を抑える方法

結婚式の後には、新居への引っ越しやハネムーンなど、まとまったお金が必要になる場面が続きます。結婚式の質はしっかり保ちつつも、自己負担額をできるだけ抑えたい方は、結婚式の費用を賢く節約する方法を試してみるのがおすすめです。
以下からは、具体的な費用節約のポイントをご紹介します。結婚式の準備で特に重要なポイントを知りたい方は、ぜひ以下の記事もご一読ください。
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結婚式の時期・日程を調整する
結婚式の費用を抑えたい場合は、時期や日程の選び方がポイントになります。一般的に、春や秋の人気シーズン、土日祝日の挙式は需要が高く、費用も高めに設定されていることが多いです。一方、夏や冬のオフシーズン、平日や仏滅の日は比較的予約が取りやすく、プラン料金や特典が充実していることがあります。
特に平日プランを選ぶと、会場費や料理代が大幅に割引されるケースもあり、同じ内容でも数十万円単位で節約できる可能性があります。希望する演出や料理の質を落とさずに、賢くコストを抑えるために、時期や日程の柔軟な調整を検討してみましょう。
複数の式場と見積りをとる
最初から1か所に絞らず、複数の式場で見積りをとることも大切です。同じ60人規模の結婚式でも会場によってプラン内容やサービスに差があり、料金にも大きな違いが出ることがあります。比較すると自分たちに合ったプランを見極めやすくなり、不要なオプションを削減できるでしょう。
また、見積りを提示して比較していることを伝えると、式場側が割引や特典を提案してくれるケースもあります。理想の結婚式を無理なく実現するためにも、必ず複数の式場を検討し、納得できる条件を選びましょう。
持ち込み可能なものは自分で用意する
結婚式場によっては、衣装やペーパーアイテム、引出物などを持ち込みできる場合があります。持ち込み可能なアイテムを自分たちで用意することで、式場で注文するよりも費用を大幅に抑えられることがあります。たとえば、招待状や席次表を手作りしたり、ネットショップでリーズナブルなドレスや引出物を購入したりするのも一つの方法です。
ただし、式場によっては「持ち込み料」が発生するケースもあるため、事前に確認しておくことが大切です。持ち込み可能な範囲をしっかり把握し、必要に応じて外部で手配することで、無理なく節約しながら満足度の高い結婚式を実現できるでしょう。
キャンペーンを利用する
結婚式場やウェディング会社では、キャンペーンを実施していることがよくあります。普段のお買い物で「5%オフ」と聞くと小さな割引に感じるかもしれませんが、300万円規模の結婚式なら5%で15万円の節約になります。金額の割引だけでなく、演出オプションの無料追加や、料理・衣装のアップグレードなど、特典内容もさまざまです。
同じ式場でも、直接予約する場合とウェディング会社を通す場合でキャンペーン内容が異なることがあるため、事前に比較して確認しておくことが大切です。うまくキャンペーンを活用すれば、費用を抑えつつ、より満足度の高い結婚式を実現できるでしょう。
60人規模の結婚式を成功させるコツ

60人規模の結婚式は、少人数婚に比べるとゲストが多いように感じるかもしれませんが、実際はゲストと会話したり、写真を撮ったりする時間を確保できます。ゲストに「良い結婚式だった」と感じてもらうためには、工夫次第でより温かく心に残る式にすることも可能です。以下から、60人規模の結婚式を成功させるコツをご紹介します。
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人数に応じた会場にする
60人規模の結婚式を成功させるためには、人数に合った会場選びがとても重要です。たとえば、80人~90人程度の収容人数に対して60人を招待すると、スペースやゲスト同士の間隔も適度に保たれ、アットホームでほどよい一体感が生まれます。
100人以上収容できる広すぎる会場を選んでしまうと、席間が空きすぎたり、スペースが余りすぎて寂しい印象になってしまうこともあります。もし将来的にゲストが増える可能性を考えて広めの会場を選ぶ場合でも、余ったスペースをキッズスペースやフォトスポット、休憩スペースなどに活用する工夫をするとよいでしょう。人数と空間のバランスを意識することが、満足度の高い結婚式につながります。
料理やドリンクを充実させる
60人規模の結婚式を成功させるためには、料理やドリンクの内容を充実させることも大切です。ゲストにとって、料理や飲み物は結婚式の楽しみの一つであり、品数が少なかったり、味が期待外れだったりすると、残念な印象を与えてしまうことがあります。特に、ドリンクの種類が少ないと満足度に影響しやすいため注意が必要です。
ただし、料理やドリンクのグレードを上げると費用も上がるため、予算とのバランスを慎重に見極めることが重要です。たとえば、1人あたり2,000円グレードアップすると、全体で12万円前後の追加費用が発生します。無理のない範囲で、料理やドリンクにこだわりを取り入れることで、ゲストに「良い結婚式だった」と感じてもらえるでしょう。
雑談の時間をとる
60人規模の結婚式では、演出の幅が広がる反面、プログラムを詰め込みすぎてしまうとゲストと交流する時間がほとんど取れなくなることがあります。せっかく大切なゲストに来てもらったのに、新郎新婦と話せなかった、写真を撮れなかったとなると、ゲストにとっては心残りになってしまうおそれもあるため注意が必要です。
演出を適度に絞り雑談や歓談の時間をしっかり確保して、ゲスト一人一人と会話したり写真を撮ったりする時間を設けることで、結婚式の満足度が格段に高まります。あらかじめ時間配分を意識した構成にすると、より心温まる式になるでしょう。
一人一人にメッセージを贈る
60人規模の結婚式では、当日すべてのゲストとじっくり話す時間を取るのは難しい場合もあります。全員と話す時間を設けることが難しいときにおすすめなのが、一人一人に向けたメッセージを用意することです。最近では、席次表の裏面や専用のメッセージカードに、来てくれた御礼や日ごろの感謝の気持ちを手書きで添える演出が定番になりつつあります。
短い一言でも、自分宛てに書かれたメッセージはゲストにとって特別なものです。直接話せなかったゲストにも気持ちを届けられ、式全体の温かい印象にもつながります。忙しい準備期間ではありますが、手間をかけるだけの価値があるので、ぜひ取り入れてみましょう。
ゲスト一人一人が楽しめる演出を取り入れる
60人規模の結婚式では、ゲスト一人一人に楽しんでもらえるような演出を工夫しましょう。たとえば、各テーブルを回って写真を撮ったり話をしたりするテーブルラウンドは、交流を深められる人気の演出です。
また、ゲストが参加できるウェディングツリーもおすすめです。木の枝が描かれたボードに、ゲストそれぞれがフィンガースタンプと名前を残すことで、世界に一つだけの思い出が完成します。クイズやゲーム、キャンドルサービスなどゲスト参加型の演出を取り入れると、より一体感のある式になります。60人という規模だからこそ、ゲストへの細やかなおもてなしが喜ばれます。
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60人規模の結婚式は、アットホームな温かさと華やかなセレモニーらしさを両立できる絶妙な規模感が魅力です。費用相場は約300万円~360万円で、自己負担額は約120万円~180万円が目安となります。費用を抑えるには、時期や日程の調整、複数式場での見積り比較、持ち込み活用やキャンペーン利用が効果的です。
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