両家顔合わせする日取り
両家の顔合わせは基本的に結婚式の8~3か月前が理想とされています。お互いの両家のスケジュールを確認したうえで日程を決めましょう。中には大安や仏滅などの六輝を気にする方もいらっしゃるので、そちらも踏まえたうえで決めていくと安心です。
両家顔合わせする場所
場所は両家が行きやすい中間地点が一番多いですが、おふたりが暮らしているエリアにしても問題はありません。しかし、あまりにも交通の便が悪い場合はアクセスしやすい場所に絞って決めるようにしましょう。遠方の場合ですと宿泊代や交通費などを考えなくてはいけませんので注意してください。中には観光ついでに顔合わせをするという方もいらっしゃいます。
両家顔合わせでの店選び
お店は両家だけでゆっくりと話すことが出来る個室があるお店を選びます。高級ホテルなどでも問題はありませんが歓談よりもマナーに集中してしまう場合もあるので気を付けましょう。お店は事前にコースで予約をすることで会話が中断されることなく、食事会がスムーズに行えます。また、予約の際には顔合わせの食事会で使用すると伝えることでお店側も配慮をしてくれます。 すでに結婚式会場が決まっていて、ホテルやレストランの場合は結婚式の下見をしつつ食事会を行うことが出来るので一石二鳥になります。
両家顔合わせでの費用
基本的に結納とは異なり、両家の食事会はおふたりが主催するものになるので、おふたりが負担をすることが多いです。事前に親に伝えておくことでよりスムーズに食事会が行えます。
また、両家で折半する場合もありますが人数が異なる場合は人数割りで計算をします。その場で金銭のやり取りをするのは大変ですし時間がかかってしまうので、当日はおふたりが立て替えて後日に対応をするとスマートです。
平均の金額としてはひとり当たり1万円ほどで考えてお店選びをすれば間違いがありません。
両家顔合わせにふさわしい服装
結納に比べるとカジュアルな両家の食事会ですが、あまりにもカジュアルすぎると非常識と思われてしまう事も。基本的にはフォーマルな服装が理想的です。両家で服装の格を揃えなくてはいけないのでおふたりから親に当日の服装を伝えておきましょう。
女性は上品なフォーマルワンピース。黒などの暗い色はおめでたい席にはふさわしくないので明るく華やかなものを選びましょう。男性はダークスーツ。事前にクリーニングに出しておくと安心です。 女性は振袖を着ても問題はありませんが振袖に合うような会場を選ぶようにします。また、振袖を着る場合には両家のお母様も着物でそろえる必要があります。
両家顔合わせ当日の進行
カジュアルな食事会といっても両家顔合わせではある程度の進行を作っておきます。まずはおふたりからあいさつ、その後に乾杯をします。乾杯はどちらかのお父様にお願いする方が多いですが、誰に頼まないといけないといった決まりはありません。
お食事が運ばれてくるまでにお互いの家族紹介をして時間をつなぎます。婚姻届けの証人欄の署名や記念品のお披露目などは食事が始まる前に済まします。
食事会では基本的におふたりが進行を務めますので、話題を提供したり場を盛り上げます。
また、この時に両家顔合わせのしおりを作っておくことで話も盛り上がります。しおりの中には「あいさつ」「おふたりのプロフィール」「家族紹介」「今後のスケジュール」などを入れます。しおりを用意しておくだけで話のネタになりますし、よりお互いの事を知っていただけるようになります。最近ではテンプレートもダウンロードできるので簡単に作ることが出来ますよ。→両家顔合わせしおり
記念撮影をする際にはお店のスタッフさんへお願いします。 最後は結びの挨拶をいたします。おふたりから両家の家族にあいさつとお礼を述べます。
さいごに
両家の顔合わせは緊張してしまいそうですが、お互いの両家の親睦を深めるためのものですのでリラックスして穏やかに楽しみましょう。話を弾ませるために小さいころのアルバムなどのアイテムを持って行っても◎
手土産が必要か迷われる方も多いですが、手土産を用意する場合はお互いに用意するようにしてください。どちらが片方のみ用意してしまうとお互いに気を使ってしまいます。
待ち合わせの際には自分の家族と一緒に待ち合わせ場所に行くようにするとご家族の不安もなくなるのでおすすめです。